2024.07.12 ライフスタイル働きびと車
モレラ岐阜の北隣に位置する「北方自動車学校」。岐阜大学や岐阜市立女子短期大学、朝日大学からも近く、無料送迎バスも運行しており、学生さんにも人気な自動車学校です。
これから免許をとる予定の方や、指導員のお仕事に興味を持っている方、転職や新卒などで仕事を探している方も、実際の学校の雰囲気や働いている方がどんな方か気になりませんか?
ライカラ編集部が北方自動車学校に取材し、仕事内容や学校の雰囲気などを取材してきました!
もくじ
今回の取材では、指導員の皆さんにスポットを当ててお話を伺ってきました。
年齢や性別の垣根を超えた仲の良さそうな雰囲気が印象的で、とても楽しい取材の時間となりました!指導員同士が仲良いので、わからないことがあっても何回でも聞けるアットホームな雰囲気が居心地いいですよ◎
今まで4回にわたり指導員さんの紹介をしてきましたが、今回ご紹介するのは、石原指導員。仕事内容や後輩の指導のエピソードなどを聞いてきました。
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教習・バスの送迎・後輩への指導など幅広く業務を行い、皆から頼られる存在の石原指導員。
普通車、普通二輪、大型二輪、大型特殊、準中型、中型 他、バスの運行や入校など教習以外に運営に関係する業務に携わっています。
A.主に教習指導を、時間帯によってはバスの送迎業務を行っています。 教習指導では、主に二輪教習を担当しています。
バイクは力技で何とかなる乗り物ではありません。 バイクの特性を生かして、力を抜いて「楽に!」乗車できるよう、基礎を大切に指導をしています。
他にも、新任指導員(新入社員)が配属されやすい部署に所属していることもあり、 新入社員に対する教養・指導を担当する事も多いです。
A. 業務にかかわらず「気づきから行動へ」ということを伝えるよう心がけています。
教習指導員になるためには、年1回行われる資格試験に合格する必要があります。それまでは教習業務に携わることができないため、できることが限られており私自身も入社したばかりの頃は携われることが少ないことに焦りを感じていました。
そんな時に何かできることはないかと周囲へ気を配り「今バスの給油をしておいたら、このあとスムーズかも」「この教習生の方には、もっと良いバスの利用方法があるかも」と気づくようになりました。
気づいた後は、今やるべきことなのか、教習生の方にどんな提案をしたらよいかと周りに相談しながら具体的な行動に移していくようになり、自分ができることも増えただけでなく、教習生の方にも喜んでいただくこともありました。
そういった経験から、後輩にも「周囲に気を配る」という視点で仕事をしてもらいたいと思っています。
「気を配る=観察している」ということだと思っているのですが、興味や関心がないとなかなか難しいことです。
さらに着眼点がよく、そのあとの行動の取捨選択ができる能力も必要となりますので、 どういう視点で見ると良いか、どんな行動がベストか、自分も気づいたときに共有するようにしています。
また、結果的に間違ったことになった時は、結果だけを見るのではなく、そこに辿り着いた過程を聞き取り、気づきや思考したことに関しては褒めて伝えるようにも心がけています。
その後、どういう行動であれば上手くいったか一緒に考えるようにしています。逆に、気配りもなく無関心であったが故に起こった間違いであれば、この場合はどんな視点を持つとよいかなど一緒に考え、伝えるようにしています。
A. 後輩Sさんが経験したことなのですが、バスで教習生の方をお送りし車校へ戻る途中、道で座り込む手押し車のおばあさん を発見したそうです。
普通の雰囲気ではなかったため、認知症か何かでお困りかもしれないと思い声をかけ、保護したということでした。
送迎業務中にお声がけをするために、業務を中断してよいか悩んだと思いますが、車を止めて声をかけたという行動は、大変素晴らしいことだと思いました。
もし行方不明になっていたら、、、捜索など大変な事態になったことは容易に想像できます。 まさに「気づきから行動へ」の事例であり、感心するとともに自分だったらできなかっただろうと考えさせられる出来事でした。
A. 気兼ねなく「ほうれんそう」ができる関係性を目指しています。
先輩から「遠慮せずになんでも相談して」といっても後輩の立場では難しいこともあると思います。「じゃあ気兼ねなくって何だよ」という話になるのですが、私自身は人の話を途中でさえぎらず最後まで「聴く」ように心がけています。そうすることで「この人はしっかり話を聞いてくれるんだ」と思われ、気兼ねなく話ができる関係性ができるのではないかと考えています。
会話の中で出てきたアイデア・相談・愚痴など否定せずに聞き、一緒に計画→実行→評価→改善を繰り返すサイクルができることで、良好な職場環境へつながるのではと思っています。それらが組織全体に広がり、どんな立場でもなんでも質問・相談できる雰囲気を目指しています。
A. 指導員になる前に勤めていた仕事も自動車にかかわる仕事でした。
転職する際に、次も自動車関係だと今までの経験が生かせるのではと思い、自動車関係の中でもその人にとって「初めて車の運転をするところ」として本質としてはココ!と決めました。
A. 「初めての運転で怖い」「積極的に技術向上がしたい」などいろいろな思いを持っている教習生の方がいると思いますので、それぞれに最適な声掛けができたらと考えています。教習開始数分でこの方はどういう気持ちでいるのか判断し、決められたカリキュラムを進めなければと、私自身も正直焦る気持ちがあります。しかし、教習生の方も現状に精一杯かつ真剣な気持ちでいらっしゃっていますし、指導員よりも緊張もしてると思いますので、相手の立場を尊重しつつバランスを図り最善の教習が出来るよう日々精進しています。
特に初めて担当する教習生の方からは、緊張から「次の指導員は怖い人?」「苦手な人だったらどうしよう」とすごく構えられているなと感じることもあります。緊張のし過ぎでは、適切に進めることが難しい場面もあるので、笑顔とやわらかい伝え方で少しずつ緊張を和ませるように心がけています。一歩ずつ前進のお手伝いが出来たらと思っています。
A.休日は子どものサッカーの送迎・観戦の日々です。
二輪指導をしていることも相まって、入社時より日焼けで真っ黒になりました(笑)また、古着屋をめぐりデザインと価格のバランスにこだわりつつ価格重視で服や靴を探しています。
A. イモリを飼っている水槽の管理と観葉植物の世話です。
イモリの水槽は、できるだけ自然界に近い環境になるように景観にこだわっています。
A.この職業は、運転が上手でないとダメなのでは?と思われることが多いのですが、資格試験前の指導や練習が手厚いので、安心してチャレンジしてみてください!
また、自分が運転に対して苦手意識がある場合でも、その視点から教習生の方の悩みを知り、寄り添って教習指導ができるのではと思っています。
それぞれの安全運転、事故防止をどの尺度でどの角度から伝えられるか、人工知能では置き換えられない、情熱と真心と人情で成立するこの仕事を皆さんも始めてみませんか?えっ!世の中が自動運転になったらどうするのかって?それは未来のその時に一緒に考えましょう!
今回は石原指導員に仕事の内容や、後輩への指導のお話、学校の雰囲気などを詳しく取材させていただきました。
職員同士が仲が良く、「わからないことがあっても何回でもきける雰囲気」が魅力の北方自動車学校。
この業界や職種に興味がある方、転職や新卒で職を探している方はぜひ一度気軽に問い合わせてみては。
免許を取りたいと思っている方も、一度気軽にお電話や、HPをチェックしてみて下さいね✨
この記事を見て入校していただいた方に
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📍北方自動車学校住所:岐阜県本巣市三橋 字糸貫川通1100番地電話:058-324-1215フリーダイヤル:0120-24-1215休校日:日曜・月曜日休み(時期による)